行ける現場は行っとけ。
なんだ今更。そんなの痛いほどわかってるわ。
と思った皆さん。本当に分かってます???
これを読んでいる多くのKAT-TUN担さんは痛いほど分かってると思います。私もその1人です。
いわゆるごく出(2005)の私ですが初参戦はCHAIN(2012)でした。そう、初参戦の時にはすでに1人去っていた…。年齢的なものもあり、それ以前の参戦は難しかったのは事実ですが、もっと母親に頼み込んで連れて行って貰えばよかったなとも思います。
まあこれだけ3回もの脱退を経験してもなお、KAT-TUNから離れられないほどには懲りないオタクの独り言だと思って聞いてください。
そんな私が周りの影響でジャニーズ以外にも初めて興味を持ちました。声優界です。布教される中で1人の声優に惹かれました。最初はやはり「顔が良い」から始まりましたが、その人のスキルやお仕事に対する姿勢、(下ネタ)キャラなど短い期間で中身を知っていくうちにより好きになっていきました。(KAT-TUN育ち、下ネタ好きになりがち)
頭が弱いオタクなので、声優はジャニーズみたいにグループに所属したりしてないし、脱退のこととか考えなくていいな〜とか思っていたところ、突然の入院、療養発表……………
え……?
こんなことある…………?
はまって3ヶ月も経たないうちに……??
語弊を恐れずに言いますが、今までの脱退等は私の自担ではなく、自担が所属するグループのメンバーのものでした。もちろんオンリー担ではなくて、当時からグループのことが大好きだったし、自担と去って行ったメンバーとの関係性も大好きでした(自担個人より他メンとの関係性に惹かれるタイプ)。その度に、今までのグループがもう見られなくなること、自担の大切な仲間が去っていくこと、脱退に際して苦しい顔でカメラの前に立つ自担を目にすること、すべてが悔しくて悔しくて仕方なかった。
でも、やっぱり、自担の仲間がいなくなるのと、自担がいなくなるのとじゃ全然違うと思った。3回の脱退を通して、私はすごく悲しくて悔しい思いをしてきたと思っていたけれど、やっぱりあの時一番苦しかったのは脱退したメンバーの担当だったんだなって改めて気がつかされたんです。
今回の件で、声優界の自担が一生見られない訳ではありません。病気も、治らないものではないし、再発の恐れも少ないらしい、声の病気でもないらしい。仕事に復帰できないことはない。と思う。
ただいつになるのかは分かりません。
こんな心境のまま、自担のいないイベントに行って参りました。少なくとも、「自担が欠席だからといってそのイベントに行かない」という選択肢を思いつかないほどには、その沼にハマってたんだなと皮肉にも自覚しました。
結論から言うと楽しかった。
めちゃくちゃ楽しかった。
いるはずの自担がいない歌を聴くのは正直心が苦しかったし、ドラマパートで彼がいなくても彼の名前を出してくれる作家にもありがたいと思った。
彼の「不在」を感じたけれども、待っていようと安心させてくれた他のメンバーの存在は大きかった。
たぶん行かなかったら、レポを読んでも不安を抱えたままだったと思います。
行ってよかった。
自分の目で見たものが、一番信じられる。
結局何が言いたいかというと
「行ける現場は行っとけ」
これに尽きます。
本当、なにが起こるかなんて分からないんだからね!!!!!
ちょっとくらい財布が寂しくても同じ公演は二度とないんだから!!!!
自担が提供してくれるものに胡座かいてんじゃないよ!!!!
痛い目見るわよ!!!!!!
ここで思い出すのが、
2年間の充電を終えた中丸さんの
「KAT-TUNは永遠なんですから」という言葉。
「永遠」なんてないことは自身の経験から痛いほど分かっている彼から発せられたこの言葉。エモい。エモすぎる。
「永遠」じゃないって分かっているからこそ、その言葉に再始動の決意の固さのようなものが感じられて、私はこの人たちに一生ついていこうと思いました。
二次創作?いいえ、現実です。
想像を超える出来事が何度起きたって
漫画のような彼らの次のページを一緒にめくっていきたい、
そう思います。
(KAT-TUNアニメ化したらざっと4クールくらいシナリオ書けそうだし、激重で死人がたくさん出るだろうけどノンフィクションなのがさらに恐ろしいなぁ)
*梅原裕一郎さんの復帰を心よりお祈りしております。